1991-10-17 第121回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
リンゴの場合は、国、県の指導によって完全に防風網を設置して、そうして制度資金を使って、去年、おととしあたりから盛果期に入ったリンゴ園が無残にやられた。そしてまた一方、米については、当初の生育から吟味して精魂込めてつくって、幼穂形成期、出穂期を早めた稲ばと七月の冷夏、そして八月上旬までの冷夏によって精農家の被害が大きかったというところに今回の被害の厳しさ、惨めさがあったわけであります。
リンゴの場合は、国、県の指導によって完全に防風網を設置して、そうして制度資金を使って、去年、おととしあたりから盛果期に入ったリンゴ園が無残にやられた。そしてまた一方、米については、当初の生育から吟味して精魂込めてつくって、幼穂形成期、出穂期を早めた稲ばと七月の冷夏、そして八月上旬までの冷夏によって精農家の被害が大きかったというところに今回の被害の厳しさ、惨めさがあったわけであります。
そのことのために、すでに豚、卵、あるいは一部の蔬菜、また今日では最も成長株であるとされるミカンなどについても、現在の新植が盛果期に達した以後においてはどうだろうかという危惧の念などを抱かれておるのは、そこにあると考えられるのであります。
○政府委員(斎藤誠君) 果樹によりますれば、非常に長いものは、いわゆる経済樹令に達して、さらにまた盛果期に入ります果樹の樹令からいいますれば、相当長期なものになるわけでございまして、たとえばミカンなどになれば十四年でありますとか、あるいはさらに感果期をとれば、二十五年であるとか、あるいは三十年ということになりますけれども、われわれといたしましては、今考えておりますのは、植栽については大体五年ぐらいの
そうしますと、十一年以後におきましては、収入が、反当収量もどんどん上がって参りますので、年々三万六千円程度の収入から、一番盛果期といいますか、結果の多い時期になりますと、八万円くらいの収入になるわけでございます。